発達障害

発達障害の子どもが楽しめる遊びのポイント

発達障害の子どもが楽しめる遊びのポイント

発達障害のあるお子さんをお持ちのお母さん、子供の遊びについて悩むことってありませんか?

  • 話しかけても無視される
  • 遊びに誘っても関心を示してくれない
  • 本来の遊び方じゃない
  • 遊びが続かず、次々と違うことをしてしまう

発達障害のある子どもは、こういったことでうまく遊べないことがあります。

幼児期の子どもにとって『遊び』が生活のほとんどを占めています。

子どもにとって遊びとは、これから社会で生きていくための体作りや社会性を身につけるための重要なことです。

幼児は心身全体を働かせて様々な活動を行うので、心身の様々な側面の発達にとって必要な経験が相互に関連し合い積み重ねられていく。このため、幼児期において、遊びを中心とする身体活動を十分に行うことは、多様な動きを身に付けるだけでなく、心肺機能や骨形成にも寄与するなど、生涯にわたって健康を維持したり、何事にも積極的に取り組む意欲を育んだりするなど、豊かな人生を送るための基盤づくりとなる

引用:文部科学省 幼児期運動指針策定委員会 幼児期運動指針

しかし、発達障害のある子どもはコミュニケーションに偏りがあったり、こだわりがあります。

そのため、遊びをうまくできない場合があります。

そこでうまく遊べるように大人がうまく関わってあげることが必要となります。

こんな方にオススメの記事です。

  • 発達障害のある子どもがうまく遊べない
  • 遊びの関わり方がわからない
  • 特性にあった遊びをしたい
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発達障害の子供の遊びポイント3

発達障害のある子どもがうまく遊べるためには、その子どもの特性に合った遊びをするといいです。

  • どのように遊べばいいかわからない
  • その遊びを経験したことがないためしたくない
  • 自分がおもちゃに触って遊びたくない

など、発達障害のある子どもはコミュニケーション能力や想像力、感覚が苦手なことによってうまく遊べない場合があります。

親がうまく関わることによって遊びのコツがわかってきますよ。

遊ぶ時のポイント3つを紹介します。

  1. 子どもが興味関心のある事柄で遊ぶ
  2. 本物を触ったり見たりする
  3. 遊び方にはいろんな関わりがある

子どもが興味関心のある事柄で遊ぶ

発達障害のある子どもは自分に直接関係のないことには興味を示さないことがあります。

逆に好きなものには固執してとことん追求したい人もいます。

こういった特性から、子ども自身がやりたいと思う気持ちが必要になります。

できないものを練習してでできるようにするといったものでは遊びたくなくなります。

無理なく遊べて達成感を味わえる遊びを選ぶと良いですね。

「楽しそう」「自分にもできそう」と思える遊びを取り入れると興味を引くことができます。

本物を触ったり見たりする

本を見たりおもちゃで遊んでいて、本人がとても興味を持っていることは実際に触れてみるといいです。

発達障害のある子どもは視覚優位の場合が多いです。

本で見たり聞いたりするよりも、実際に本物を見たり触れたりすることで、より興味を持ったり遊びに深みが出ます。

  • おままごとの好きな子どもであれば、実際に料理を手伝ってもらったり、材料のお買い物を一緒にしたり。
  • 恐竜の好きな子どもであれば、博物館に連れて行ったり。
  • 魚の好きな子どもであれば、水族館に行ったり、魚屋さんで魚を捌くのを見せてもらったり。

そうすることで、楽しい!と思えて、いい経験として残ります。

かち
かち
我が子は踏切にはまっていたので、いろんな場所の踏切を見に行ったり、本を読んだりしました。

しかしながら興味がずっと続くとは限りません。

気に入っているからと押し付けてしまうと、今度は嫌になってしまうこともあります。

興味の流れは本人に任せましょう。

 

かち
かち
我が子もあんなに好きだった踏切も今ではチラ見です。

遊び方にはいろんな関わりがある

私たちは、

  • このおもちゃはこう遊ぶもの
  • 集団の場では一緒に遊ぶ

という暗黙のルールを子どもに押し付けようとしてしまいがちです。

しかし、発達障害とは生まれ持った脳の機能の違いですから、発達障害のある子どもが感じとっている感覚とは違うかもしれません。

かち
かち
我が子は療育園に通っていますが、そこでの出来事をちょっと紹介します。

先生が鬼になって子どもたちを捕まえる遊びをした時のことです。

全部で3回行いました。

息子は前回に鬼ごっこをした時に捕まってしまったので、今回は参加したくないと申し出ました。

しかし先生の提案は、椅子を端に置いておくから、そこに座って見て参加すれば?というものでした。

息子は、承知して1回目、2回目は椅子に座って見るという方法で遊びに参加していたのですが、3回目はやっぱり逃げたくなって鬼ごっこに参加しました。

このように、遊びの参加の仕方によって本人の意欲も変わることがあります。

特に集団では、まずは本人の無理のない遊びの参加の仕方があるということを伝えて、本人の気持ちを理解することが大切です。

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発達障害の子供が楽しめる遊びおすすめの本2

これまで述べたように、発達障害のある子どもがうまく遊べるためには、大人の上手な関わりが必要です。

私が実際に読んで参考にしている本を2冊紹介します。

どちらの本も家庭で遊べる遊びが載っていますので、すぐに実践できますよ。

発達障害のある子が楽しめるあんしんあそび | 木村 常雄

全部で30の遊びが載っていて、子どもの興味関心のタイプによってカテゴリー分けされています。

見る・聴く・触る・手先を使う・全身を使う・ことばを使う・見立てるの7つにカテゴリーに分類されています。

紹介している遊び一つ一つに

  • その遊びに向いている子どものタイプ
  • その遊びのねらい
  • 遊びを通してできるようになるといいなということ

が書いてあるので、子どもに合った遊びを見つけやすいですね。

遊びに使う道具も家庭にあるものや安い材料でできるものばかりなので取り組みやすいですよ。

遊びを紹介するだけではなく、親がどのように関わり取り組めば良いかを手順で説明してくれているので、とてもわかりやすいです。

発達が気になる子の脳と体を育てる感覚遊び | 池田 千紗,小玉 武志,髙橋 知義

  • 〇〇ができない
  • 〇〇が苦手

といった具体的な子どもの様子を例に、それに合った遊びを68つ提案してくれています。

日常生活で苦手としていることに対して、その要因の一つである体のバランスや感覚などを遊びを通じて身につけていくことができます。

苦手なことに対して、1つずつ遊びの工夫とアイディアを見開きで紹介していてとてもわかりやすいです。

また、ほとんどの遊びが家にあるものでできるものばかりなので、すぐに取り組むことができますよ。

発達障害の子供が楽しめる遊びまとめ

発達障害の子どもは遊びが苦手です。

しかし、幼児期の遊びは学びそのものです。

大切な学びの期間を、発達障害だからといって逃してしまってはいけないですよね。

そこは親がうまく関わって、子どもの興味関心を引き出してあげることが大切です。

通常の場合、あそびは「子どもの力」と、「環境・大人のかかわり方」が、ちょうど半分の割合で成立していると仮説を立てると、発達障害のある子どもの場合は、その特徴のため、環境や大人のかかわり方で子どもの力をカバーしないと、子どもも大人も楽しく遊ぶことができないと考えられます。

あそびだけでなく生活全般にも同様のことがいえます。

この環境側が飛び出している部分を「特別な配慮」といわれる部分と考えます。

子どもの力と大人の関わり方の割合図

引用:発達障害のある子が楽しめるあんしんあそび 木村常雄 著

上記のように大人の関わりは発達障害のある子どもにとって重要です。

大人が本気になって一緒に遊ぶと、うまく遊べないと思っていたお子さんの意欲や関心を引き出せる遊びが見つけ出せますよ。

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